すっかり朝晩冷えてしまって、ベッドを出た途端コタツにもぐる日々になった。
でも、ついこの間まで暑かった気しかしない。
半袖Tシャツの生活からいきなり長袖パーカーになったような気がして、秋がどこかに行ってもはや冬の足音が聞こえている。
二つの大きな台風の前後で気候が急に変わったような気がして、秋の切なさを感じる前に冬の悲しさを感じ始めている。
冬の悲しさといっても嫌いな悲しさではなくて、
好きな悲しさ、アンニュイさがある。
人は生まれた季節を好み、その季節が近づくと喜びを感じるというが本当だろうか。
1月生まれの自分は確かに冬は好きだが喜びを感じるかというと…
ダラダラできる冬の日ならとても好きだけど
動くのは億劫になるな。
ただただこたつでみかんを食んでだけいたい。
もうすっかり冬っぽいなと思っていたけど
自然はしっかりと秋だと認識しているようで
ねこじゃらしが秋ですよーとばかりにいい感じに枯れ始めていた。
そうかまだ秋なんだな。
