内地は桜が満開らしいですね。
こちらはまだまだ雪が降る日が続いています。今日も降りました。
とか言うとお前は北の大地の民か!?と言われそうですがそうではありません念のため。。w
家族で一泊二日、クラブツーリズムのツアーで稚内へ旅行に来ました。
行程がゆるゆるであまりに暇なのでもう今日分の記事を書いちゃおうと思います。
11時前の飛行機で羽田から2時間も飛ばないうちに、稚内空港へ到着。
びっくりしたのは北海道の広さ。函館付近上空に着くまでと
函館から稚内までの所要時間が大体同じって言う感じ(個人の感想です
試されますね…この大地は…
東京は最高気温20度に届こうとしているころ、稚内の最高気温は3度。さむっ!!!
まず最初に訪れたのは、稚内唯一の重要文化財といわれる、旧瀬戸邸。
ざっくり言うと、ニシンの底引網漁でがっぽり儲けてた人のお家です。
まだ200海里の制限がなかった頃、流氷の流れてこない樺太と大陸の間で
ガッポガッポと荒稼ぎしていた漁師がいましたとさ。
そのお宅はこちら。つい10何年前まで普通に住んでいたらしく、
中は「おばあちゃんち」くらいの趣。
ニポポ人形とか。
旧家、と言うほどの古さは感じられず、ほんとに昭和の家、と言う感じ。
五月人形が展示されていました。
吉永小百合が映画のロケ時に楽屋として使ったと言う茶室、
囲炉裏の自在鉤が、現在作れる人がいないと言う鉄細工の宝船。
床の間も立派です。
キッチンは、何も言われなければ普通に見るばーちゃんちっていう感じ。
でもこんなはかりは見なかったな。
お茶の間()を再現した展示。
既視感バリバリというか、ほんのちょっと昔だな、
えらい古くはないなという感じがします。
というわけでさらっと見て回り、
続いて宗谷岬へ。
これがまぁ寒い寒い…
地理上最北端にある神社、宗谷岬神社。
宮司さんは常駐しておらず、賽銭箱も雪が積もってしまうということで
なんと新聞受けから賽銭箱へ入れるという。
今日の旅程としてはこれだけ。
この後すぐ宿に向かいます。
なんといってもこの時期の稚内、あまり見て廻れるところがなく
観光としては夏が本シーズンだそう。
そして夏も、利尻や礼文に行く人が前泊する地という趣きが強いそうで
この時期はただただ食べ物を目的とする人が多いらしい。
宿は「ホテルめぐま」。
こじんまりとしていますが温かみのある宿です。
マキの暖炉なんて、味がありますね。
今回の旅のメインイベント、このために来た!といっても過言ではない
カニフルコース。
どの料理にもカニがたっぷり。
おいしかった!!!
量が多すぎて残してしまうほどの豪勢さ。
一番おいしかったのは毛ガニでした。味が濃ゆいんじゃ〜
タラバはインパクトあって食べ応えも十分でした。
欲を言えば、茹でたて焼きたてのカニが食べたかったな…
さて、周りの明かりが少ないとなれば…
星を撮りたくなりますよね?
きょうはXF23mm F2と56mm F1.2しか持ってきていなかったので、広い方の23mmで挑戦。
マシなのがこの二枚、でもこんなに撮るのが難しいとは思わなかった…
マゴマゴしているうちに雲も出てきてしまって、しばれそうになったので退散。
星空撮りは練習が必要そうですね…
さて、明日はどんな旅になるでしょうか。